誰か助けて
あれから、家には帰らず
夜ご飯の材料をかいにスーパーに
来ていた。
その帰り、
見てしまった。
叶多君とその隣を歩く綺麗な女性を。
はは。 もう分からなくなっちゃった。
今すぐ、死にたくなった。
家に帰り、自分の部屋の机に入った
カッターを取り出した。
最後に叶多君にメールを送り
手首にカッターをさした。
赤い血がたくさん出てきた。
けど、リストカットもして、
慣れちゃったのかな…死ねない。
だったら…
私は、カッターのナイフをできるだけ伸ばし、おもいっきりお腹をさした。
痛い…。
だんだんとおのいてくる中
私は意識をなくした。