運命の相手は先生?!





「学校裏の道で降ろすから」

「…ありがとう」



"ございます"を付けようとして、口を抑える。



「はい、到着。学校でな。メイドのお姫様」

「…もう!」



からかってでも、嘘でも先生の言葉にドキドキしてしまう。


車のドアを先生が開けてくれて出る。



「ありがとう」

「ん。気を付けて」



先生に一礼して小走りで学校へむかった。





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