続 鉄の女には深い愛情を
ーー千里サイドーー
私が困ってる時、いつも天は助けてくれた。
私よりも少し背が高いだけの天だけど
その細くて小さい体で平気なわけないのに平気なフリして私を助けてくれた。
天ほどではないけど、私の容姿も人目を惹きつけるみたい。
オマケに私は天と違って、愛想が良いというか、八方美人というか……
なので、友達の彼氏が私を好きになるというパターンがたまにあったの。
そんな時、天は私の前に立って守ってくれた。
大好きな大好きな天。
そんな天がはじめて私に泣きついた。
元々私には素直で真っ直ぐでとてもかわいい天だけど
その人並外れた容姿と雰囲気のせいで
よく僻みの対象にされてて。
でも、そんなのヘッチャラといわんばかりに堂々としてた。
きっと、健夫のせいで小さい頃から何かと鍛えられてきたんだろうけど
そんな天が、初めて小刻みに震えて小さくなって私に泣きついた。
私はその時実は少し嬉しかった。
天が私を頼ってくれたことに。
天は私を本当の友達だと思ってくれてることに。
でも、状況は想像を絶するものだった。
健夫にもメールしようと思ったけど
思いとどまった。
健夫のお兄ちゃんを中心として、地域の人や警察も動いてくれたし。
大学までの道のりもその頃は駅を使わず車で送迎してもらってた。
大学だけは最後までバレなかった。
いろんな人の協力のおかげで、
笠原は天になかなか近付けなくなった。
ナイフを振り回して逮捕される10日ほど前に、私と天は笠原に遭遇した。
はっきり言ってかなり油断をしてたの。
もう大丈夫って。
その時は何も持ってなかったけど
天を後ろから羽交い締めにして路地裏へ引っ張って行こうとしたから
私は焦りに焦って自分のもってるバックを笠原に向かって何度も振り下ろした。
そして一瞬力が抜けた所で天の腕を引っ張って走って逃げた。
天は自分の荷物もそこに置き去りにしたまま逃げたから
翌日からしばらく教科書の無い日が続いてた。
その時の悲しそうな笑顔を私は忘れない
凄く怖かったはずなの。
逃げた直後に天は過呼吸を起こして
天のパパの病院に運ばれたから。
それなのに翌日には
私を心配して
悲しそうに笑って
「千里、ありがとう。ごめんね」
って言ったの。
私が困ってる時、いつも天は助けてくれた。
私よりも少し背が高いだけの天だけど
その細くて小さい体で平気なわけないのに平気なフリして私を助けてくれた。
天ほどではないけど、私の容姿も人目を惹きつけるみたい。
オマケに私は天と違って、愛想が良いというか、八方美人というか……
なので、友達の彼氏が私を好きになるというパターンがたまにあったの。
そんな時、天は私の前に立って守ってくれた。
大好きな大好きな天。
そんな天がはじめて私に泣きついた。
元々私には素直で真っ直ぐでとてもかわいい天だけど
その人並外れた容姿と雰囲気のせいで
よく僻みの対象にされてて。
でも、そんなのヘッチャラといわんばかりに堂々としてた。
きっと、健夫のせいで小さい頃から何かと鍛えられてきたんだろうけど
そんな天が、初めて小刻みに震えて小さくなって私に泣きついた。
私はその時実は少し嬉しかった。
天が私を頼ってくれたことに。
天は私を本当の友達だと思ってくれてることに。
でも、状況は想像を絶するものだった。
健夫にもメールしようと思ったけど
思いとどまった。
健夫のお兄ちゃんを中心として、地域の人や警察も動いてくれたし。
大学までの道のりもその頃は駅を使わず車で送迎してもらってた。
大学だけは最後までバレなかった。
いろんな人の協力のおかげで、
笠原は天になかなか近付けなくなった。
ナイフを振り回して逮捕される10日ほど前に、私と天は笠原に遭遇した。
はっきり言ってかなり油断をしてたの。
もう大丈夫って。
その時は何も持ってなかったけど
天を後ろから羽交い締めにして路地裏へ引っ張って行こうとしたから
私は焦りに焦って自分のもってるバックを笠原に向かって何度も振り下ろした。
そして一瞬力が抜けた所で天の腕を引っ張って走って逃げた。
天は自分の荷物もそこに置き去りにしたまま逃げたから
翌日からしばらく教科書の無い日が続いてた。
その時の悲しそうな笑顔を私は忘れない
凄く怖かったはずなの。
逃げた直後に天は過呼吸を起こして
天のパパの病院に運ばれたから。
それなのに翌日には
私を心配して
悲しそうに笑って
「千里、ありがとう。ごめんね」
って言ったの。