続・お前を好きになって何年だと思ってる?
ふと振り返ると、

そこには結衣ちゃんがいて、私に手を振っていた。

「結衣ちゃんっ、また明日ね〜!」

私はそう言って手を振り返した。

冬夜はそんな私を見てフッと微笑み、

「!?」

頰にキスを落とした。

「帰るか」

「う、うん」

私は少し戸惑ってあたふた。

そんな私を見てまた微笑む。

冬夜は自然に私の手を取って微笑み合い

二人で家に帰った。
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