ダイヤモンドの未来
午前の業務が押してしまい、遅れて食堂に入る。

どの部署も交代で食事をとるとはいえ、ピークを過ぎたこの時間はすいていた。 

真美さんがひとりで食事をしている姿が目に入る。

まだ、食べ始めたばかりのようだ。

一緒に食事をしようとお盆を持って、近づく。

「おつかれさまです。
一緒にいいですか?」

「もちろん。」

「鍋のときは、御馳走様でした。」

「こちらこそ、ありがとね。」


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