今度その手をつなぐ日は
慎は……飲み会の日は、一人暮らしのアパートではなく、実家に帰り、あたしを送り届けてくれる……以外には、優しさの欠片もない、小学生の頃のまんま止まっているような男。


「にしても、忙しそうだねー、舞」


「そんなの、みーんな同じじゃない」


忙しいのは、皆同じ。


それは、本当の事。


……だけど。

一人になりたくなかったけど、この、『世間一般の幸せをきちんと体言化している集団』に身を置くのは酷だったな、と今更思う。
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