あなただけを見つめてる。


「……はぁ、はぁ……」



どこにいるの?


私はその人がいそうなところを探し回る。


教室にいるかもしれないと思ったけれど、そこに姿はなくて。


廊下も見て歩きながら、ふとある場所の前で足が止まった。


もしかしたら、ここかも。


そんなカンが働いた。


私は意を決してその中へと入っていく。


その場所とは、女子トイレだった。



「ふはははっ!マジ最高っ!」



下品な笑い声を聞いて、それは確信へと変わる。


やっと見つけた。

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