浮気症の4人


「はっ?!えっ?!ちょ、ちょっと待って、」

パニックに陥る女の子を横目で見ながら、
真っ白だった頭がようやく働きだす。

「えっと、あの、、美愛…ちゃん?
俊の彼女の……」

「そ。」

こちらも落ち着いてきたのだろう。
俊が答えた。

慌てるを通り越して、魂がぬけたようになっている凛斗と美愛ちゃんに、
俊は呼びかけた。

「あのー、ここじゃなんだし、場所変えて話しません?」
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