teAcers LovE ~先生だって恋したい!~
「はあ、はあ…」
教室はこの階段の上の一番端。
さすがに生徒の声も聞こえない。
よかった。
――って小学生相手に本気になりすぎかな?
…いやこれくらいじゃなきゃ勝てないよね。
向こうは遊びのプロなんだもん。
そんなことを考えながら、早足で階段をのぼる。
「みーつけた。」
「うぎゃっ!」
目の前に立っていた大きな壁に、私は驚いた。
そして。
「ふぁ、うわ!」
落ちた。