らぶぁーず*ぷりんせす
「琴姫〜腐りたいのはこっちよー。」
"あたしなんてただのトバッチリなんだからね!"と続けて言う麻希
・・・確かに。
「それはほんと、ごめんね?」
「て言うか、悠暉くんの心配とか何々?♡LOVE?♡」
「へ?!ち、違うよっ!////ちょっと心配だなって思ってるだけでっ!!////」
"またまた照れちゃって〜♡"と茶化す麻希
「でもまあ、もう終わりだし駆けつけてあげればいいじゃん♪」
「え、もう?」
体育館を見渡すと確かに殆ど終わっていた
確かに私と麻希だけではなく別クラスの一年生も参加させられていて、皆さん黙々と作業している様子
私と麻希は手より口を動かしてるって感じだね・・・面目無いっ(笑)
「でもさーあたしらなんて部活出来るだけマシだよ〜」
"バスケ部なんて本日休部だってっ可哀想に"と体育館の隅でたむろってる人達を目で差した
「わあ・・・なんか、あれこそまさに"腐ってる"って感じだね」
「うん、ホントにね。」
部活ができなくてイジケルって感じの負のオーラを放ってる