love story

「そうだ。今日は君の好きな焼き鳥でも食べに行こうか」

「ホントですか!?やったぁ!」


鶴の一声に私は一気にテンションがあがる。

そんな私を見て朝霧さんも口元を緩ませた。


「その前に....」



朝霧さんはそう言うとゆっくり顔を近づけてきて、優しく唇にキスをくれた。



「今日はまだ一度も君に触れていなかったから」


さりげない言葉は脳みそが蕩けてしまいそうなほど甘かった。

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