僕、幼なじみと恋愛中




こいつ、拓っつった??








俺の知り合いか?








いや、別人っつーことも…








「あ、そう言えば拓は??元気?」








「え??元気もなにも、拓はここにいるけど?」








「え!!?まさか、隣にいるのが拓??」








ひーくんという男は俺を見てびっくりしてる








「杏夏、こいつだれ??」








男を指差すと、二人とも驚いた顔になり杏夏が俺に説明した。








「拓、忘れちゃったの??

ほら、家が近くでよく3人で遊んでたじゃん!
小学生になる前にアメリカに引っ越しちゃったあのひーくんだよ!!」








家が近くで引っ越した??








「あ!!おまっ…ひー!?」








「思い出した??」








「あぁ!あのいつも泣いてばっかいたひーだろ!?」








「ちょっとちょっと!今は泣いてないよ!!
つか、オレの印象ってそんな!?
ほかにもっとないの??」








他って言われてもな…








「あ!!人見知りでいっつも1人でいたな。」








そうそう。ひーはいつも陰に1人で泣いていた








それを知った杏夏が話しかけて、遊んでたんだよな。







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