女子力高めなはずなのに
触ったの、顔だけ?

何をどこまで触った?

……ということは、今、私すっぴん?

今私、コイツにすっぴんさらしてるの?

あーもう、わけわかんない!

しかも私がすっぴんなことに気がついたのをいいことに、わざとらしくジーッと見つめてくる嫌なヤツ。

「見るな!触るな!勝手なことするな!色白やせ眼鏡のくせにっ!」


眼鏡かけてないから、いつもの色白やせ眼鏡じゃなくて、なんかヤダ。

無駄にいい男で、なんかさっきから直視できないんだよな……。


ん?

今は眼鏡をかけてない。……つまり、色白やせと呼ぶべきか?
……痩せてるわけでもないから?

色白○、やせ×、眼鏡×、ということは?

「あ、ただの色白だ!」

忙しく思考回路を動かしている私をずっと頬杖をついて見ていた色白やせ眼鏡、改め色白。

立ち上がるとスッと私に近づいて、姿勢を落とした。


「すっぴんも可愛いな」

え……?

やだ、いきなり……何を言って……。
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