晴れ女

――――――――



「……菜、陽菜!」


「うーん……」



佳奈に体を揺すられ眠りから覚める。



「……夢?」

「きっと夢」


だってあんた本当にずっと寝てたもん。と、

呆れ顔で私の机の前に椅子を引っ張って来てお弁当を広げる佳奈。



「朝陽と出会った時の夢見た」

「あんなに毎日顔合わせてんのに夢まで出て来るの?図々しい」


しれっと毒を吐く佳奈に眉を下げて笑う。
< 12 / 394 >

この作品をシェア

pagetop