晴れ女


その日も、
次の日も。

朝陽と部屋に居たけど”由紀”が現れる事はなく、いつもの様に過ごした。


外には出ず、朝陽の部屋でまったりするだけ。



月曜日になると朝から家のチャイムを押し、一緒に朝ご飯を食べて学校にむかう日々。



次の週も。
また次の週も。


変わりなく時間は流れ、髪形への疑問は次第に薄れて行った。




佳奈は佳奈で彼氏とラブラブらしく。
慎吾も相変わらず女の子と遊びまくっている様で。



「浴衣何色にしたの?」


あっという間に7月になり。




明日はいよいよ花火大会。




「……黒」

「ひゅーう。朝陽好みぃ」


わざとらしく冷やかす佳奈に曖昧な笑顔を向けた。
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