あたしとアイツ
「え…あの…えっと」

「西野全然きづいてなかったんだね」


気付いてなかった…?



「俺、西野が好きなんだ」


え…

高谷君が……


あたしを好き!?



「あ…え…あの」

「俺本気だよ。ずっと好きだった。西野のこと、守ってあげたいと思ってたんだ」


真剣な表情から、高谷君の誠意が伝わってくる。
あたしも真剣に答えなきゃ…


けど…


何だが恥ずかしくなり、熱い視線から思わず顔を背ける。


「西野、こっち…向いて?」


徐々に近付く高谷君との距離。

ど…どうしよう…
これってキス?


高谷君は優しい人。

ストレートに気持ちをぶつけてくれるし、付き合ったら絶対大事にしてくれる。

応えたい…


でも…









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