病弱女子とお医者様
二人で黙々と掃除をしたら
あっという間に終わった。

 『おせち料理どうする?』

葵「買いに行くか?」

 『個人的に手作りしてみたいの。』

葵「咲に任せるよ。」

 『じゃあ、作ってみない?』

葵「お供いたします。」

ということでおせちを
手作りしようということになった。

スマホでおせち料理の作り方を
いろいろ調べていたら、

葵「あっ言い忘れてた。」

 『何が?』

葵「正月に俺の親
  ここに来るんだってさ。」

 『葵のご両親が?失礼だけど
  なんで?』

葵「咲をみてみたいんだって。」

 『私を?』

葵「うん。」

 『私を見ても楽しくないと思うよ。』

葵「そういう意味じゃなくて。」

 『????』

意味が分からない。

葵「俺が惚れた人を見てみたいんだって。」

 『えっ、緊張するでしょ。
  ていうかじゃあ、葵のご両親の
  分のおせちも作っといた方がいい?』

葵「そうだな。」

 『で、何日にいらっしゃるの?』

葵「明日。」
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