病弱女子とお医者様

3学期

あれからは特に何もなく
時間だけが過ぎていって、
今日から3学期。

なんか何事もなく過ぎた
冬休み。

これからなんか
あるんじゃないかと、
少し思ってる。

華とふつうに登校して、
始業式を受けて、
下校。

3学期初日は何もなく
終了した。

そして、5日目に
恐れていたことが
起きた。

朝起きてみたら、
何となく体が重い。

そして、体が
すごい熱いのに、
寒気がする。

急にどうしたんだろう…。

葵は今日に限って
当直でまだ帰ってきていない。

どうしようとりあえず、
華に学校休むことは
伝えないと…。

そう思い体を頑張って
起こして、ケータイの
あるリビングへ行った。

そして、華に電話した。

 『華ごめん、今日学校
  行けそうにないや。』

華「どうかした?」

 『風邪ひいたっぽい。』

華「わかった。お大事にね。」

 『ケホッケホッありがと。』

ヤバい、咳も出てきた。

でもこの咳は発作では
なさそう。

暑くて仕方ないから、
この時期にどうかと思った
けど、冷房をつけた。
< 218 / 309 >

この作品をシェア

pagetop