病弱女子とお医者様
気分が悪くなって起きてしまった。

時計を見たら、3時間位経っていて、
よく寝れたかな?と思った。

起きているとだんだん吐き気がしてきて、
ママが用意してくれた洗面器に
戻してしまった。

 『オエッケホッケホッウッ』

なかなか、止まらない。

ママ「咲。全部吐いちゃいなさい。」

気づいたらママがいて、背中を
さすってくれていた。

15分くらいしたら落ち着いた。

 『ママもう大丈夫。ありがと。』

掠れた声で頑張って話した。

ママ「まだ、声が掠れてるね。
  戻したから疲れたでしょ?もう少し
  寝ていなさい。」

 『ママ側にいて…。』

ママ「わかった。ママここにいるからね。」

頷いて、ママに手を握って
もらっていたら、気づいたら
眠ってしまっていた。
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