病弱女子とお医者様
最終章

あれから

あれから、すぐに良くなり、
もう臨月に入った。

相変わらず小さいみたいだけど、
元気に育ってる双子ちゃん達。

お腹の中で凄い動き回ってる。

先生によると、もうすぐ
胎動は聞こえなくなっちゃうみたい。

寂しいけど、早く会えると思うと
ワクワクする!

免疫力がついたのか風を引くこともないし
喘息の発作も起きることはなかった。

そして、臨月に入ったと同時に、
出産して落ち着くまでパパとママが
いてくれる事になった。

パパとママの所に相変わらず、
葵は通ってるみたいだけど、
そのうち諦めてくれる気がする。

これは、あくまでも私の予想。

ママ「咲?ご飯できたよ〜!」

 『わかった!』

お昼は当たり前だけどパパは仕事だから
ママと二人っきり。

今は胃が圧迫されてるから、
そんなに食べることはできないけど、
お腹空いたら我慢せずに食べるように
している。

じゃないと未熟児生まれてきて
しまうから。
< 271 / 309 >

この作品をシェア

pagetop