病弱女子とお医者様
【葵】
患者のカルテを見ていた時、
俺の仕事用のケータイが鳴った。

 『もしもし?』

咲「あっ、もしもし葵先生?」

相手は咲だった。
俺は咲の事が好きだ。俗に言う一目惚れ?

 『咲?どうかしたか?』

咲「あの。…」

俺は咲から事情を聞いて、
美穂に、代わってもらった。

美「何?」

 『俺、今からそっち行くから。』

美「仕事大丈夫なの?」

 『大丈夫だ。じゃ、今から行くから。』

美「分かった。気を付けてね。」

 『あぁ。じゃあな。』
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