許さないからね!
それから3日、私はもちろん、真人からも連絡なし。



会社でも、会わないようにしてる。


エレベーターホールなんかは、会う確率が高いので、階段を使うようにした。



何やってるんだろ。私。





避けはじめて、四日目。



結構凹んできた。



昼下がりの階段を、深ーい溜め息と共に4階の自分のフロアから、2階のフロア目指して下っていく。



薄暗い階段室。ほとんど使う人もいないから、溜め息と足音が響く。



今日も、連絡ないのかな…。




「何か、さみしい…。」



思わず漏れる独り言。




その時、他の人の足音が聞こえた。


今の聞かれた!?

恥ずかしいー!


慌てて階段を下りて、2階の階段室のドアノブに手を掛け、ノブを回そうとした手を掴まれる。



驚いて振り向くと、真人だった。



「久しぶり、理緒」
< 8 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop