晴れ時々毒舌裏バージョン
曲芸か

違う事を書こうと思ってたんですけどね。現場です。


大きな現場はいよいよもう少しで掘削に入ります。


塩で機械を清めたりしてますよ。


縁起を担ぐから一発目に誰が最初に山に手を入れるかとかなってね。高山さんが居るなら高山さんでしょって所長が言うけどそうなると清めるのが大変です。



山の神は女ですからね。何かしら有ると女好きは責められたもんですよ。


仕事が上手く行かないと若い頃は女の所から通ってきてるからだろうとかね。


だから一発目に誰が手を入れるかは所長か僕ですが思いきり塩で清めようねです。


それと最初の発破作業の時もやはりそれをしようです。



まだ先ですけどね。今日は九州は小雨で高い所で溶接してました。



クレーンが他のコンクリートを作る所の機械を動かすのに来てたんですが、溶接終わってそのまま違う高い所に行かなくてはいけなくてクレーンが空いてたから合図を送ったんですよね。


十メートルくらいの距離を高い所から高い所に移りたかったんです。


これをいちいち降りてたら時間がもったいないからクレーンに掴まって移動するという管理職がやってはいけない事をやりました笑


元請け居なかったからね。



クレーンに両手で掴まって移動しました。



見てないならねと私歳はとっても腕力だけは自信が有りますから。


所が昼の打ち合わせで高山さん雨の日にあれは滑るでしょと元請けに言われてね。

見てたの?ですよ。元請けも見てみぬふりですがまさか腕だけで移動すると思わなかったらしくて言う暇なかったらしいです。



しかし、クレーンの運転手も僕の合図にニヤリとしてるしわりとやることですよ。



雨の日にってね。天気が良ければ良いのかと逆に突っ込みましたね。


久しぶりに本格的な作業員と仕事してると怒鳴るけど楽しいですよ。



僕が受け持ってる残りの三つが狸穴のようなトンネルで極端に言えば土方なら誰でも出来るのでね。


今の大きな現場は誰でも出来ませんからね。


怒鳴りながらもやはりこいつらプロだよなと言う喜びが有りますよ。


僕も四十代に入るまではこの作業員の一員だったから彼らの気持ちも分かるからね。


クレーンで移動とかやってはいけませんが、もっと危ない事も前には他の人がやってても危ないって思わないんですよ。あー!あの人なら大丈夫だろうですね。


それより怪我は、余りに当たり前の事から起こりますよ。


え!?それは基本中の基本だろう的な事をついつい気が弛んだ時に起きますね。



だから、気持ちはいつもある程度の張りを持たせてますね。



えー!?って事が事故に繋がりますね。


どんな仕事もそうだと思います。


ベテランになるとついついそこを油断するんだと思いますよ。


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