晴れ時々毒舌裏バージョン

前にタイヤショベルに乗ってた若いのより僕が早いです。


それと作業員も僕と仕事したこと有るし厳しいのしってるから気合いも違いますね。


連携も上手くて土を積んだら猛スピードでバックで出て土捨て場に出してました。


元請けが来ててあー僕が乗ってるの見てました。


俺が本気を出したらこんなもんだよでしたが思わぬ落とし穴が有りましたね。

それはトンネルを出た所にちょうど私道があってそこはたまに車が通るんです。


土を出す時は警備員置いてて必ず来たら知らせるか向こうに待ってて貰います。


こっちは後ろは見ても横をいちいち確認しないからね。


それがタイヤショベルで出た瞬間に横からやられました。


横からダンプに突っ込まれました。


タイヤショベルは前と後ろで折れるようになってるから上手く衝撃が逃げてくれて倒れなかったです。


しかし、えー!!って感じで運転席の僕はやばいです。


やばいなって時は大抵運転席から飛びますね。


何度か有るんだけどそのまま倒れるよりは怪我が少ないからです。


けっこうな高さから反射的に飛びました。


上手く着地がいったと思ったけど思い切り転けました。


腕をついたからあら!折れるかもと思ったけど大丈夫でした。


慌てて起きてストップストップと言いながら逃げました。


タイヤショベルが、倒れたら下敷きですしダンプが何故?ですよ。


一時的に中断です。


頭に来てたから警備員に何してるんだです。


それとダンプの運転手も降りてて僕に何かいってるからバカ野郎ですよ。


もうそういう状態になったら頭に来てるからてめえ看板が有るだろこの先工中と警備員の指示にしたがえが見えないのかよです。


こっちは死ぬ所だぞですね。


元請けが来てて僕を止めてダンプは実は土を積んで出したのを外に持ち出す業者で始めてきたから道を間違えてとんでもない所に迷い混んだらしいんです。


それで本人も焦って警備員を無視したと後で聞きました。


うちの所長と元請けが来てたからそれならとにかく土を出し終えるからで解決です。


作業員もびっくりしてましたね。


それからまたタイヤショベルが、凹んだ程度なのを確認して続けました。


終って元請けから高山君は早いなですが今回は運が悪いなです。


終わるまでは痛みがなかったけど腕を両方打撲したようで帰りに痛みが出て大変でした。


もうほぼ治ってるし大丈夫です。


ダンプの運転手は僕と会うと必ずコーヒー買ってくれます笑


腕は鈍ってなかったけど運が悪かったなです。


所長とは前にも僕がタイヤショベルから飛んだのしってるから跳躍力が、なくなったとか言われたけどね。


元請けはやはり血の気が、多いって本当なんだとも言われました笑


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