晴れ時々毒舌裏バージョン
正社員永田裕二

新日プロレスの永田選手ですね。長州力に天下を取りそこねた男と言われてますけどね。



現在も現役バリバリの四十代の後半です。僕と同い年なんですね。


この人見てると不幸と言うか頭も良いしプロレスのセンスもあるし、強さもある人なのに何か地味なイメージが付きまといますね。


新日プロレスは猪木からの呪縛を解いてゲーム会社に確か猪木の株も含めて身売りしたんですよね。


ゲーム会社ってか、身売りとは言わない人も多いですけど、当時は身売りだと思いました。


今は、極度のストロングスタイル路線を捨てて非常に会社としては持ち直してますね。


エースは棚橋、中邑、オカダカズチカ、この三人体制のようですけど、どうもテレビとか見てて個人的にもの足らない。


二千年代の事を暗黒の二千年代と言うんですけど、何故かは、格闘技が隆盛を極めて新日のレスラーが出て行って負けるんです。


その状況や会社のやり方に反発して大量の離脱者が出ますね。武藤敬司などは典型的な例でしょう。



武藤は、最初からそういう路線ですからね。強さよりも見せるって意識の強い人で新弟子の頃に前田日明が強くないとダメって言うのに反発して酒の席で殴られてますけどね。


彼はアメリカンスタイルを通してますからね。



しかし、個人的には二千年年代のピリピリした新日好きでしたね。



猪木の介入に対して長州が、真面目に怒ってたりリングで何が起こるのか分からない状況です。



長州は、一貫して格闘技路線を拒むんですが、猪木の介入が続いて出ていきますが、また戻るんです。


今は、もう長州も尻ぞいてるけどね。


この辺りの所は面白かったです。猪木の言うのも分かるし長州の言うのも分かるしです。



この時に新日のリングでチャンピオンベルトを長期間巻いてたのが永田です。


彼はグレコローマンのレスリング出身ってのもあって強さもあったと思います。


当時PRIDEの統括本部長だった高田延彦からも挑発を受けますね。


強いんだから格闘技に出てこいよって高田の僕は激だと思いましたけどね。


そこで、当時はプロレスハンターと言われてたミルコクロコップと猪木祭でやりますが、ハイキックで見事に負けます。



この時は、海外にも行って練習してたし本人もまさかそんなに簡単に負けるとはだったようです。


その後に猪木祭でエメリアエンコヒョードルとやって負けます。


この試合は見ててもえ!?ってくらい惨めでした。


これは、後で分かるのですが、この時の猪木祭はカードが二転三転して永田は猪木に頼まれて仕方なく出てるんですね。



これを当時は誰も知らないから、前田日明が敵に背中を見せてと散々に言うんですよ。


前田日明はこの人類最強と言われたヒョードルを見つけて自分自身のリングスで育てたのにPRIDEに取られたって有りましたね。


アントニオホドリゴノゲイラもです。リングスから、次々にPRIDEが引き抜きましたから前田としても許さなかったんでしょうね。


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