UFOキャッチャーに魅せられて

戸惑う私を無理矢理外に連れだし
コーヒーを飲みながらベンチに座った


田中さんは私が話さない分
たくさん話をしてくれた


時々私に話しかけてくるが
無理に聞こうとはせずペースを大事にしてくれる

それがとても心地よく
久々人の温もりを感じた


何か懐かしいな・・
そんな風に感じていると


田中さんが
「紫音ちゃんは皆が気が付かない
小さな事でも見えてるから助かるわ!
ありがとう」
と言われた


「!?」
不思議な顔をしていると
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