16歳の処女ガール
エッチは普通のエッチだった。何が普通なのかよくわからないけど、そんな気がした。


入れられて終る、そんなエッチ。


ちょっと痛かったけど、おじさんが優しかったから。抱かれているとちょっと安心した気分になれた。不思議だな。


コンドームはしっかりと付けてもらった。別にわたしがそうお願いしたわけじゃないけど、おじさんが背中を丸めて下半身をゴソゴソとやっていたので、なんだろうと思って見てみたら、コンドームを付けていた。いい人だ。


エッチが終ると、「シャワーを浴びておいで」とおじさんが言った。


戻って来ると、テーブルに5万円が置いてあった。ちょっとビビった。


「また会える?」


どうしようかと迷った。嫌いな人ではない。でも……


「またお小遣いあげるよ」


気持ちがちょっと揺れた。


じゃあ、また電話してくださいと言って、ホテルをでた。


お小遣いは欲しかったけど、もう会わないつもりだった。わたしの一番の目的は処女を捨てること。


それができたから、もうおじさんに用はない。



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