ルナア薬
この物語はここまでである。

さて、読者の皆様は田中助手と同じ状況になったら、どうするだろうか?

1:老婆のために席を譲らないか?

2:自分のために席を譲るか?

1は周りから見たら、悪い人(でも実際はいい人)。

2は周りから見たらいい人(でもいい人じゃない)。

あなたはどちらでしょうか?



えっ? 田中助手のその後ですか?

彼はすぐに同じバスにもう一度乗り込みました。


そして、老婆にこう言ったのです。







「すいませんが、席を僕に譲ってください」
って。




おしまい。


ご愛読ありがとござました。



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