NA・NA・MI
アタシは○○駅に着くと、駅のベンチに座って中田くんを待つ。
中田くんはすぐに来て、アタシに気付くと笑顔で手を振った。
なんかいい感じじゃない?
「待った?」
「ううん、今来たところ」
アタシと中田くんは駅の改札に向かい、古い商店街に入る。
何か喋んなきゃ……。又つまんないなんて言われたくないからな。
「よく来るの?」
アタシが思い付いた言葉は、こんなどうでもよい話し。
でも中田くんは普通に答えてくれた。
「たまにだよ」
そして中田くんは、さりげなくアタシの手を握ったんだ。