NA・NA・MI
お店の営業時間が終わると、アタシは松屋で時間を潰し、ハヤトのお店に向かった。
少し待つとハヤトが出て来る。
「お疲れ」
「うん、お疲れ様」
ハヤトはいつもと違って、お酒を飲んだのか、顔が綻んで少し赤くなっていた。
「何かいい事あった?」
「うん。ずっと営業電話してたお客さんが、やっと来てくれたんだ」
「そっかぁ。良かったね!」
「うん」
「じゃあ、ご飯食べに行こう?アタシ奢るからさ」
アタシは強引にハヤトの腕を引っ張って、松屋に戻った。
7時までは時間を潰さないといけないからな。