気まぐれなほのぼのちゃん。
残念なところというのは、今みたいに、過保護な部分と短期なところなんです。


「うぅー!は、早くきょ、教室に行こ!」


「あぁ」 「ぉお」


二人の腕を引っ張って、教室へ向かい座らせた。運良く窓際で一番後ろで、前があっちゃん。あっちゃんの隣が翔太だった。


「ふぅー...」


机にうつ伏せになるけど、一向に止まらない口喧嘩。視線がとても、痛い...


ふと、隣を見てみるといつの間にか居たのか、茶髪で背が高い男の子が座っていた。


ん〜...ぱっと見だと、170cm超えてるよねー...?172とか?


「.........175cm...」


そっかぁー、175cmかぁ〜...


「って、えぇー!?」


前の二人は、私の声で驚いたのかびっくりした顔でこっちを見た。


「ど、どうしてわかったの?」


.....................って、あれ?


「あのぉ〜......」


「...........声に出てた.....」


「あ、そうなのか!なんか、ごめんなさい!あ、えっとー...」


「......東野..浩一....」

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