浮気彼氏【完】



幸せな気持ちのまま、消える予定だった。



それで良いと思っていた。



それが良いと思っていた。



だけど・・・。



凍えていたカラダがあるとき不意にポカポカと暖かくなった。



どこか、懐かしいような・・・暖かな温もりだった。



そのうち、声が聞こえてきた。



『愛。愛。好きだよ。お願いだから消えないで・・・。』





その全てに、胸が切なくなった・・・。







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