小さい頃から
彩未はずっと耐えてきた怒りが、妬みが、嫉妬心が、溢れ出した


私は大貴と話した後、絵を描いていた

絵を描くことが好きだったので、夢中で描いた

遊び時間が終わった

だけど夢中になっていて気づかなかった

すると彩未が私に近づいて来て、

「もう終わりの時間だよ」

と言い、手を振り上げる

その手には、削ったばかりの鉛筆

















グサッ

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