鈴が咲く【前編】
カンッ
ガンッ
無駄なことはしない。
戦闘不能にさせるだけ…
私を返せとかほざいてた癖に
普通に斬りかかってくるんじゃん。
自分の手柄を上げたいがために
当主だった、自分より実力が上と言われてた
私を倒したいんでしょ?
ほだされるなんてことはない。
心はもう、冷えきってる。
ワアァァっと
私の後方…屋敷の方向から聞こえた
なんの騒ぎ…?
「っ!?」
結界が、破られてる…!?
なんで気づかなかったんだよ私…!!!