守ります。
横にいた爽やか系男子君の腕。


進行方向を見ていた私の目の前に彼の腕。


「‥すみません」


「‥いえ」


チラッと彼の顔を見ながら短い言葉を掛けて少しの微笑みを返す。





アナウンスが流れドアが開き、人の波に流され改札口に向かう。




フフっ。


心で笑う。


『‥すみません』


さっきの彼の言葉を頭に浮かべる。


懐かしいイントネーション。
私の田舎のイントネーション。



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