守ります。
頭で考え事をしていても足はいつもの歩幅で会社に急ぐ。


人の波に置いていかれないように。


いつもの歩幅が崩れたのは後ろから肩をトントンとされたから。




振り向くと


さっきの


爽やか系男子君。




「‥すみません」


懐かしいイントネーション。


「‥良かった。…さっきの人だ」


ポツリと言い笑顔を私に見せる。






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