好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
その後、私がラーメンを奢るという予定は変更となり……近くにあった居酒屋さんに入り、「今日も俺が奢るから、料理でも酒でも好きなだけ注文していい」って課長に言ってもらった。
泣き腫らして、瞼が重い。私、今最高にブサイクだと思う。それがわかってるけど泣きやめないのは、俊にフラれたショックと……私の頭をなでてくれた課長の手が、すごく温かく感じたから。
「生と、ジャガバタと、シーフードサラダと、キムチと、チャーハンと、アサリのバター焼きと、あと……ずびっ」
「ハイハイ。とりあえず鼻をかめ」
「ずびっ」
心が痛くて、たくさんお酒を飲んだ。お酒に逃げるのはよくないことだってちゃんと分かってたつもりだったけど、でも、今日くらいはって。
そしたら、課長も一緒にお酒に付き合ってくれた。明日は休みだからって、ふたりでたくさん飲んだ。俊の悪口たくさん言った。そんな男は別れて正解だって課長は言ってくれた。
――今思えば、最近の私は、俊に対して本当の自分をあまり見せられてなかった気がする。俊と結婚したかった。でも現実的に考えると、それはすぐには無理だった。俊に就職してほしくて、でもいろいろ言って俊に嫌われたくなくて。次第に、言いたいことを極力飲み込み、俊に対する悩みや不安も、すべて自分のうちにしまいこみがちになって……。それが全部間違いだと思ってるわけじゃないけど、今度誰かを好きになったら、その人の前ではいつまでも素の自分をさらけ出せる自分でいたい。
今度は、そんな恋がしたい。さすがにそこまでのことは、気恥ずかしくて課長に言えなかったけど。
とにかくこの晩は飲んで飲んで――……冒頭に戻る。
泣き腫らして、瞼が重い。私、今最高にブサイクだと思う。それがわかってるけど泣きやめないのは、俊にフラれたショックと……私の頭をなでてくれた課長の手が、すごく温かく感じたから。
「生と、ジャガバタと、シーフードサラダと、キムチと、チャーハンと、アサリのバター焼きと、あと……ずびっ」
「ハイハイ。とりあえず鼻をかめ」
「ずびっ」
心が痛くて、たくさんお酒を飲んだ。お酒に逃げるのはよくないことだってちゃんと分かってたつもりだったけど、でも、今日くらいはって。
そしたら、課長も一緒にお酒に付き合ってくれた。明日は休みだからって、ふたりでたくさん飲んだ。俊の悪口たくさん言った。そんな男は別れて正解だって課長は言ってくれた。
――今思えば、最近の私は、俊に対して本当の自分をあまり見せられてなかった気がする。俊と結婚したかった。でも現実的に考えると、それはすぐには無理だった。俊に就職してほしくて、でもいろいろ言って俊に嫌われたくなくて。次第に、言いたいことを極力飲み込み、俊に対する悩みや不安も、すべて自分のうちにしまいこみがちになって……。それが全部間違いだと思ってるわけじゃないけど、今度誰かを好きになったら、その人の前ではいつまでも素の自分をさらけ出せる自分でいたい。
今度は、そんな恋がしたい。さすがにそこまでのことは、気恥ずかしくて課長に言えなかったけど。
とにかくこの晩は飲んで飲んで――……冒頭に戻る。