好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
「あああありえないんですけどー! なんで一緒に寝てるのー!」

「い、いいいやちょっと待て、夕べのことをゆっくり思い出すから!」

布団で胸の辺りを隠しながら動揺する私に課長がそう言うけど、課長もかなり動揺してる様子だ。

……そうか。お互いに裸で、そしてラブホらしき一室の同じベッドに寝てたわけだけど、だからといって必ずしもエッチをしたとは言い切れない。なにもなかったかもしれない!


……なんて思ったのは一瞬で。

「……ヤりましたよね」

「……ヤッたな」

だんだんと蘇ってくる夕べの記憶。超酔っ払って、なんの流れかそのままラブホ街へ、そして――ヤッたわ。最後まで。きっちり。
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