病弱女子とイケメンDoctor。
響紀「大丈夫だからおいで?」



莉音「…やぁっ」



響紀「やじゃない。」



俺は莉音の腕を引いてソファに座る俺の膝の上に乗せた。



まぁ…軽い。



ちゃんと食べてんのかな…



響紀「ほーら、顔あげて?」



莉音「いやぁっ…」



響紀「ふーん、具合悪いんだ。」



莉音が隠すときは大体具合悪いとき。



莉音「悪く…ないっ…」



俺は莉音の顔を覗き込んだ。



響紀「ほら、やっぱり。顔色悪い。」



莉音「ちが…うっ」



莉音の大きな目には、みるみるうちに涙が溜まっていって…



響紀「あぁぁぁ…泣かない泣かない。」



莉音に泣かれたら焦る…



それに泣いたら発作が…
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