デスゲーム



「行ってきます!」

「「行ってらっしゃい」」

…ほんとに戻ってる。

……てことは?

今日は5日。

でも1日に戻ってる。

4日前は…千歳の相談に乗った日だ!

全ての始まりはこの日からだった。

千歳の相談に乗った日。

私がストーカーされスクープ写真が撮られた日。

この日を違う方向に導けば…、未来は変わる!

ガラ

「お、おはよう…」

「あ!おはよ!」

なにもなかったころの友達。

「え?私のこと無視しないの?」

「は?萌、何言ってんの?私が萌のこと無視するわけないじゃん」

「そ、そうだよね…」

うそばっかり。

ずっと私のこと無視してたくせに。

「それよりさ、あのTV見た~?」

「あ!見た見た!おもしろかったよね」

4日前と何一つ違わない会話。

「おはよ、萌」

「さとし!?」

「どうしたの?」

「う、ううん」

さとしだぁ!

私と普通に話してくれてる。

「さ、さとし!私達って別れてないよね!?」

「え?萌、何言ってんの?俺達が別れるわけないでしょ。一生一緒だよ」

「う、うん!」

やばい…顔が赤くなってきた。

結末は分かってるのに。

「ヒューヒュー」

「朝から熱いですなぁ」

「ラッブラブゥ~」

「ほんと二人ってお似合いだよね」

「キスしろよ!!」

そんな野次を飛ばすクラスメート達に顔を赤くする私達。


…………さて、ここからが本番だ。



< 27 / 32 >

この作品をシェア

pagetop