*執事様のお嬢様*
「好きだから。お嬢様、俺のモノにしてあげる」

見下ろす瞳は優しくあたしに問いかける。

なんだか、悲しい目であたしを見るその目に力が抜けていく。

要は、ミニスカートの中に手を入れ下着越しに触り始める。

『いやっ!!』


たまらず、腕を振り払うと要の頬を殴った。

ギロリ、と見たことのない目で睨まれ身を堅くすると、、頬に冷たいモノが当てられる。

鋭いナイフ。

やだ、怖い。

「大人しくしてればすく済むから」


ニヤリと笑うと男の手が下着をするする、と脱がしてく。

下着を全て脱がされ、抵抗をやめる。

怖くてただ涙を流すクレアの胸をペロリと舐める。

『いやぁぁぁぁ!!!

陸、助けて!!!!』

「誰も来ないよ。素直に俺と…」


バン!!!!

突然、凄い勢いで扉が空きクレアの上に居た要が、外に放り出された。

< 3 / 50 >

この作品をシェア

pagetop