続♪ 奥様のお仕事 
相変わらず待機場所では 女の子が振り返ったりして
拓海に話かけているけれど
全然無視の 拓海

どうしてあんなに 生意気なんだろう


「あの・・・・拓海くんの おかあさんですよね」


「はい」


優しそうな夫婦が私の前に立っていた。


「マリン」
声がして振り返ると 浩一郎がいた。


「あの 私たち 塚本 康平 の両親です
拓海くんから 何か聞いてますか?」


まさか 拓海 意地悪とかしてる?
心臓がドキドキしてきた。


「すみません うちの子 
幼稚園のこと何にも言ってくれなくて・・・・・」


「康平 足が遅いことをいじられたりしてたんですが
リレーの最後に拓海くんが真面目に走らないことで
非難が拓海くんに向いているみたいなんですが
康平が言うには 自分を守ってくれてるみたいなんだって」


「え?」
浩一郎と顔を見合わせた。


「普段全く話さない拓海くんが 走り方を教えてくれたって」


「拓海がですか?」

信じられない言葉を 康平くんのおかあさんが話てくれた。
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