始まったばかり
ギリギリ間に合うはずだが、2台あるエレベーターが2台とも運悪く行ってしまった後だった。間に合わない…。2人は上昇していく階数の表示を見て、呆然とする。


「受付の里中です。そちらの香川さんと野々宮さんにお願いごとをしていたら、時間が長引いてしまいました。申し訳ありません。今から戻りますので、よろしくお願いします」


受付にいる里中が2人の姿を見て、機転を利かせた。自分のせいで美月が誤解したのが分かったから、罪滅ぼしである。後輩である2人には幸せになってもらいたい。始まったばかりの2人を応援したい。

内線を切って、2人に手を振る。彰人と美月は頭を下げて、降りてきたエレベーターに乗り込んだ。


「今度の休み、デートしよう」


「うん」


2人だけのエレベーター内でまた愛を語る2人の未来はこれからである。


-END-


< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:31

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

このドクターに恋してる
水杜/著

総文字数/93,680

恋愛(純愛)180ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
白衣のドクターは憧れの人で、気安く話しかけられる関係にはなれないと思っていた。 それなのに「俺だけを見ろよ」って、どういうこと? クールな彼に強く抱きしめられて、胸が高鳴る。 この人のそばにいたいと思い、恋心を自覚したのだった。 ※表紙イラストは、にぼし様に描いてもらいました。 **2024.11.17*完結**(2025.3.28 加筆修正)
深まり愛~彼は一途な想いを貫く~
水杜/著

総文字数/86,634

恋愛(純愛)176ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
人生に絶望した日、私を救ってくれたのはあなただった。 恋人に振られた夜、別の人からプロポーズされた。 彼はかつて好きだった人。 彼の愛はどこまでも深かった。 どんな困難があろうと、私たちは乗り越えられるはず……。 **2023.2.20*完結**
朝の光をあなたと感じて
水杜/著

総文字数/15,064

恋愛(純愛)32ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
誰に何を言われても、周りにどう思われても 一番大事なのは、二人の気持ち。 お互いの気持ちが同じなら、二人で歩いていける。 凛花 大学生(20歳) ✕ 純也 IT企業の副社長(32歳) *2022.8.30*完結*

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop