先生の手が触れる時

友達



凪side


「…先生、せんせー?」

美術準備室にいつものように入ると
先生は机につっぷして寝ていた

「……ん…」
「!」

眠そうな声を出す先生が可愛くて
思わずきゅんっとしてしまう

「先生ー起きてよー」

ほっぺをツンツンしてみるが中々起きない

「もう」
「……ん?……」

するとうっすら目を開ける先生

「あ、起きた」
「遠野?」
「そうです」

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