【完】あたしはニセカノ。
けど…
どんな理由にせよ、
手を出したのは、あたし。
あんな形でキスをしようとしてきた涼くんが、
どんな気持ちだったか、よく考えてみて?
きっと、
なにか理由があるはず…。
キスしたいから、カノジョになりたかったわけじゃない。
そんなことぐらい、
涼くんなら、わかってるはず。
なのに、あんな言い方をしたってことは、
きっと、なにか理由があるはず…。
あたしを叩いて、
涼くんの気持ちが収まるなら、もうそれでいい。
ギュッと目を閉じ、
歯を食いしばった…。
どんな理由にせよ、
手を出したのは、あたし。
あんな形でキスをしようとしてきた涼くんが、
どんな気持ちだったか、よく考えてみて?
きっと、
なにか理由があるはず…。
キスしたいから、カノジョになりたかったわけじゃない。
そんなことぐらい、
涼くんなら、わかってるはず。
なのに、あんな言い方をしたってことは、
きっと、なにか理由があるはず…。
あたしを叩いて、
涼くんの気持ちが収まるなら、もうそれでいい。
ギュッと目を閉じ、
歯を食いしばった…。