クールなお医者様のギャップに溶けてます
「ピンポーン」
玄関のドアを開けると、頬を赤くした亜樹がいた。
「ハァハァ、遅くなって…すみません。」
「走って来たのか?」
息が切れていて話せない代わりにコクっと頷いた亜樹が可愛くて今すぐにでも抱き締めたくなる。
気が強くて男勝りなくせに、所々で可愛いんだよな。
この容姿で女子力高かったら色んな意味で困るんだが。
「お腹空いただろ?亜樹の好きなパスタ作っておいたから食べよう。」
「嬉しい!ありがとうございます!」
この喜ぶ顔が見たくて、当直明けのキツい身体に鞭打って料理を作ったんだ。
幸せそうな顔で食べる亜樹を見ていたらまた抱き締めたくなる衝動に駆られる。
でも、今日はまだ我慢だ、我慢。