好きな人はニセ彼女。
『……じゃあ、いるかいないかだけでも
教えてよー』
今日の城田さんはどこか子供っぽい。
なんで?ワザと?演技?
色んなことが考えられたけど、それ以上に自分が焦りまくってて
何も出来ない。
(まぁ、別にいるか、いないかくらいなら……)
「…………………いるよ」
オレは静かにそう答えた。
この教室に消えてしまいそうな声で。
なんだかハズい、消えたい。
そう思ったのはそれから2秒後くらいだった。