オレ様専務を24時間 護衛する Ⅱ


白いブラウスの布越しに薄らとブラジャーが透けている。

会社では上着を脱ぐ事が無いから気に留めて無かったけど、

こうして見ると、結構エロいかもしれない。


しかも、見るだけでなく、私は抱きしめた。


一気に羞恥の波が押し寄せて来て

全身が上気して来るのが分かるほど……。


思わず、両手で顔を覆うと。



「シャワー浴びて来る」

「あっ、はい。ごゆっくりどうぞ」


彼はスッと立ち上がり、背中を向けたまま

Yシャツを脱ぎ棄て、半裸で浴室へと向かって行った。


キャアァーッ!!

見ちゃった!! 京夜様の半裸!!

引き締まってて、超カッコイイ~~ッ!!


彼がいなくなったベッドの上で私は暫く身悶えていた。







夕食を済ませ、久しぶりに2人でツーリングに出掛けた。

しかも、2台で走行するのではなく

彼の運転するバイクの後ろに乗せて貰って………。



革のジャケット越しに伝わるぬくもりに

―――――心の奥から幸せを感じた。


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