最後のひとり
【4組】
綾奈「ねえ、まなみと西浦遅くない?」
たいち「俺探してくる。お前はこの教室から絶対に出んじゃねぇぞ、もしなんかあったら思いっきり声出せよ。」
綾奈「うん、大丈夫!」
【廊下】
たいち「(…あんなとこで何してんだ?」
たいち「おー…い……って、なんで泣いてんだよ」
まなみ「私をかばって、まさきが…」
たいち「…(抱きしめる」
まなみ「…。」
たいち「教室、戻ろう」
まなみ「嫌だ」
たいち「生きてる俺よりも、死んだまさきのが大事か?」
まなみ「…うん。」
たいち「そーかよ。じゃあ勝手にしろ」
私は結局まさきの死体から離れられなかった。まさきを一人にできない。
綾奈「ねえ、まなみと西浦遅くない?」
たいち「俺探してくる。お前はこの教室から絶対に出んじゃねぇぞ、もしなんかあったら思いっきり声出せよ。」
綾奈「うん、大丈夫!」
【廊下】
たいち「(…あんなとこで何してんだ?」
たいち「おー…い……って、なんで泣いてんだよ」
まなみ「私をかばって、まさきが…」
たいち「…(抱きしめる」
まなみ「…。」
たいち「教室、戻ろう」
まなみ「嫌だ」
たいち「生きてる俺よりも、死んだまさきのが大事か?」
まなみ「…うん。」
たいち「そーかよ。じゃあ勝手にしろ」
私は結局まさきの死体から離れられなかった。まさきを一人にできない。