激愛
「瞳ちゃん!俺、誠二っていうんだ星野誠二よろしくね~ねえねえ瞳ちゃんって彼氏とかいたりする?」



「あ・・・・いや~いないかな?」



「えっマジで?本当に?じゃあ今度俺と「ちょっと!逢ったそうそうなに口説いてんのよいい加減にしなさいよね!このエロ男」




「いってえ~!!」



あたしの斜め前の女の子が隣の彼の頭を拳骨で叩いた



女の子は茶色のボブヘアで目のくりっとした可愛い感じの女の子



あたしの前の席の男の子は茶髪で短い髪をつんつん立たせて耳にしてある沢山のピアスが印象的でなかなかのイケメンである



っていうか・・・・この二人顔が似てる・・・?



「あたし星野桃子、このエロ男はあたしの双子の弟二卵性だからあんまり似てないけど・・」



「矢追瞳ですよろしく・・・」 「あっ敬語はいいって~タメなんだしさ、ねえ桃って呼んで?あたしも瞳って呼ぶから・・・・駄目かな?」




「全然駄目じゃないよ!よろしくね誠二君、桃ちゃん」




あたしがそう言って微笑むとふたりの頬がほんのりと赤く染まった



・・・・ん?どうしたんだろ?



「瞳の笑顔ってある意味狂気だわ~」



「俺、瞳ちゃんを魔の手から守ってあげるから心配しないで!ね?」




意味不明なことを二人に言われたけれど早速友達が出来て幸先のいいスタートが切れそうと
嬉しさが込み上げていた
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